経験豊富な専門医による内視鏡検査(胃・大腸カメラ)
全国でもトップクラスの胃・大腸内視鏡検査数を誇る国立がんセンター中央病院や辻仲病院グループで研鑽を積んだ、日本消化器内視鏡学会専門医である院長が全ての内視鏡検査を、責任をもって担当します。
経験豊富な専門医による肛門診療・日帰り手術
肛門診療の専門病院で全国トップクラスの肛門手術件数を誇る辻仲病院グループの常勤医として研鑽を積んだ、日本大腸肛門病学会専門医(Ⅱb肛門科)、日本臨床肛門病学会技術認定医である院長が豊富な経験に基づき的確な診断・治療を行います。
内視鏡検査や肛門手術の際に鎮静剤使用が可能
緊張や不安がある患者さんがリラックスして検査・手術を受けられるように、当院では鎮静剤を使った検査・手術を行っています。(※肛門手術時は腰椎麻酔も行います。) 鎮静剤の効果には個人差があり、少しボーっとする感じの方からグッスリ眠ってしまう方までいらっしゃいます。眠らなくても緊張が軽減されることで検査・手術がスムーズに進み、時間短縮や身体的負担の軽減にもつながります。
苦しくない胃カメラ
~経鼻経口両用の極細径内視鏡「GIF-XP290N」~
スコープ先端部外径が5.4mmと非常に細く、喉が敏感な方でも苦痛の少ない内視鏡検査をお受けいただけます。
(画像左端がGIF-XP290Nです。)
これまでの経鼻内視鏡は、外径10mm程の大きい経口内視鏡に比べると画質の面で劣るのが実情でしたが、「GIF-XP290N」は極細径ながら高画質化を実現しています。つまり、「スコープは細いのに画質はきれい」ということです。特に近接観察時では従来の太い経口内視鏡と比べても遜色のない高画質が得られるようになりました。
痛くない大腸カメラ
~先端フードを用いた無送気軸保持短縮法~
当院では、挿入時の痛みを最小限に抑える「無送気軸保持短縮法」を用いています。
大腸はお腹の中で屈曲しており、腸管内には多くのヒダやシワがあります。従来の挿入法では、挿入時から空気を入れて腸管を膨らませてヒダやシワを伸ばし、さらに曲がり角を押し伸ばしながら挿入するため、痛みが出ます。
無送気軸保持短縮法では、挿入時には送気をせずに腸管をたたみながら挿入するので、痛みが出にくいのです。
また、無送気でも腸管内での視野を確保するために、当院では先端フードを用いています。この先端フードのおかげで、より体への負担が少ない内視鏡操作が可能になると同時に、腸管内のヒダ裏に隠れた病変の見逃しリスクを軽減することができます。
お腹の張りを軽減する二酸化炭素送気システム
~OLYMPUS UCR~
無送気で盲腸までカメラを挿入した後に、大腸内に送気をして腸管を膨らませます。腸管内のヒダやシワを伸ばして、詳細に観察をしながらカメラを抜いていきます。
当院では、観察時に空気ではなく、炭酸ガスを送気しています。炭酸ガスは体内で吸収されやすく、検査後のつらいお腹の張りも軽減されます。
検査当日、日帰りで大腸ポリープの切除が可能
当院ではポリープ切除の方法として、焼かずに切る「コールドポリペクトミー」を積極的に行っています。
コールドポリペクトミーは、5~10mm程度のポリープを安全に切除するための方法です。
従来の方法ではポリープ切除の際に電気を流して焼き切っていました。この方法では切除面がやけどのような状態になるため、切除後から2週間程のうちにおこる出血や穿孔(腸に孔が開く)といった合併症のリスクがあるとされ、切除後は数日間の入院加療を要していました。
コールドポリペクトミーでは、ポリープを焼かずに切除するため、出血や穿孔といった合併症を未然に回避することができます。また、コールドポリペクトミーでは、血液をサラサラにする薬(抗血栓剤)を内服中の方でもポリープ切除後の出血の危険が極めて少ないことが報告されています。そのため、ポリープ切除後に数日間の入院加療は必要なく、日帰りでの治療が可能になりました。
平日夕方の胃カメラ、土曜日の胃・大腸カメラに対応
当院では、お忙しい患者さんのために平日夕方の胃カメラ、土曜日午前中の胃カメラ・大腸カメラ検査にも対応しています。
(※平日夕方の胃カメラでは、食後5~6時間は経過している必要があります。また、平日夕方および土曜日午前中の検査枠には限りがあります。)
突然の症状でどうしても当日に胃カメラ検査を受けたい、平日にはなかなか時間を取れない患者さんは、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
診察を受けた医療機関で、直接お薬を受け取ることを院内処方、医療機関で処方箋を発行してもらい、薬局でお薬を受け取ることを院外処方といいます。
最近では医薬分業が進み、多くの医療機関で院外処方を採用していますが、当院では患者さんの経済的・体力的・時間的な負担を軽減するため、原則として院内処方でお薬をお渡ししています。
(当院で採用していない薬剤については院外処方も可能です)