おしりの診察
大腸肛門病センター東葛辻仲病院で多数の経験を積んだ
肛門科専門医が、的確な診断をおこない、最適な治療法を提案いたします
肛門科にかかるのは、とても恥ずかしいと感じる方がほとんどです。
どんなところで、どんなふうに診察をされるのか、とても不安だと思います。また、肛門科専門医院への出入りの際には周囲の目が気になる、という声もよく耳にします。
でも安心してください。
当院は胃腸科と肛門科の両方を標榜しています。胃腸科受診希望の方もたくさん来院されており、胃カメラや大腸カメラも毎日おこなっています。診察室も胃腸科・肛門科共通の診察室で、おひとりずつ行いますので、あなたが胃腸科、肛門科のどちらを受診しに来られたのかは周囲の人には全くわかりません。
診察は、カーテンで全体を隠した診察台で、医師と看護師1人～2人で行いますので、他の患者さんに見られる心配はありません。なお、診察の際には必ず女性看護師が介助をおこないますので、女性の患者さんもご安心ください。また、当院は交通量の多い通りには面しておりませんので、周囲の目を気になさらず、安心してご来院ください。
おしりの診察の流れ
1. 問診
いつから、どんなときに、どのような症状があるのかなど、お話をうかがいます。
2. おしりの診察(肛門診)
肛門の診察は、体の左側を下にして横になり、膝をかかえた姿勢で行います。ズボンや下着を膝までおろしていただきます。(服を脱ぐ必要はありません。)
※診察前後には、おしりにバスタオルを掛け、恥ずかしさが少しでも和らぐように配慮しています。
1) 指診
指で触って診察をおこないます。肛門にゼリーを塗った後に、やさしく指を挿入して診察をおこないます。痛むところ、肛門のしこり、出血の有無などを確認します。
2) 肛門鏡による診察
筒状の器具を入れて、肛門表面から内部(肛門管、下部直腸粘膜の一部)の観察を行います。
※肛門周囲膿瘍(膿のたまり)や痔瘻(あな痔)などを認めた際には、肛門エコー検査を行うことがあります。
3. 結果説明
診察終了後、衣服を整えていただき、診察結果および治療方針について詳しく説明いたします。手術が必要な場合は、ご納得いただいた上で行いますので、ご安心ください。
日帰り手術をおこなっています
当院では、痔の日帰り手術をおこなっています。
仕事が忙しくて入院できない方や小さなお子さんがいらっしゃる主婦の方など、入院できない方におすすめいたします。
(重症の場合は入院が必要ですが、それ以外であれば、十分に日帰り手術が可能です。)