食欲不振

食欲不振の原因として考えられる消化管の疾患としては、以下のようなものがあります。

• 食道がん、胃がん、大腸がん、膵がんなどによる消化管の通過障害
• 胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎などによる消化管粘膜の障害
• 便秘症や機能性ディスペプシアなどによる消化管の機能障害
• 慢性肝炎などの肝機能障害

胃カメラ、大腸カメラは消化管の通過障害や粘膜の障害を診断するのに大変有効な検査であり、長引く食欲不振の際には強くお勧め致します。

また、胃カメラ、大腸カメラで特に異常を認めなかった場合は、消化管の機能障害や肝機能障害あるいは消化器疾患以外の原因が疑われます。